趣旨/Purpose and Scope
近年,センサ技術やMEMSの発達により無線インタフェースを備え,人が携帯したり,装着できるサイズのセンサデバイスが登場し始めています.本専門委員会では,携帯可能なセンサを用いたセンシングをテーマに研究会を開催していく予定です.本研究領域をHuman Probe(人間による計測)と名づけ,ヒューマンプローブ研究会として活動を行っていきます.人が持ち歩くセンサを活用し環境や自分自身を自ら計測し,グループで共有することでセンシングの粒度を向上できます. またプライバシ等の問題を解決することで,多くの応用分野への展開が可能になります. このような状況を踏まえて今回のテーマを企画いたしました.関連する研究者の方,是非ご発表を検討お願い致します.
日時/Conference Date
2012年6月5日 10:30 - 17:00
会場/Location
名古屋大学東山キャンパス 工学部8号館北館102号室
http://www.civil.nagoya-u.ac.jp/access.html
参加費/Entry fee
一般 3000円
学生 2000円
(懇親会費は別途徴収
一般2,000円
学生1,000円)
プログラム/Organizing and Program Committees
オープニング
10:30―10:10 開会の挨拶
セッション1 (座長: 名古屋大学 薄井智貴)
10:40―11:00 研究発表①:屋内位置測位を用いた移動軌跡取得のための補正手法の検討
○吉澤孝行・岩本健嗣・松本三千人(富山県立大学)
11:10―12:00 招待講演Ⅰ:6軸センサの応用技術
○富山県立大学 工学部 情報システム工学科 講師 岩本健嗣
《ランチ》
セッション2 (座長: 鳥取大学 伊藤昌毅)
13:30~ 研究発表②:センサ格納場所を考慮したヒューマンプローブを可能にする機構と環境センサモジュールの試作
○村田哲史・細川茂樹・薛 媛・河内智志・藤波香織(東京農工大学)
14:00~ 研究発表③:独立成分分析を用いた路面情報抽出に関する研究
○多田真之(東京電機大学)・戸辺義人(青山学院大学)・鉄谷信二(東京電機大学)
14:30~ 研究発表④:傘を用いた細粒度リアルタイム雨量プローブシステムの開発
○細川茂樹・藤波香織(東京農工大)
(休憩15分)
セッション3 (座長: 公立はこだて未来大学 白石陽)
15:15~ 招待講演Ⅱ:徒然なるままに誤差と戦う!-位置情報有効活用のための補正処理技術-
○名古屋大学グリーンモビリティ連携研究センター 特任講師 薄井智貴
15:45~ 招待講演Ⅲ:計算機を介した人と生態系のインタラクションの研究
○東京大学空間情報科学研究センター 特任助教 小林博樹
セッション4 (座長: 青山学院大学 戸辺義人)
16:30~ ショートトーク
○東京農工大学 准教授 藤波香織
○公立はこだて未来大学 准教授 白石陽
○東京大学 助教 岩井将行
○鳥取大学 助教 伊藤昌毅
クロージング
16:55~ 閉会の挨拶
懇親会
19:00~ 懇親会:「世界の山ちゃん」金山店
http://www.yamachan.co.jp/shop/shop_detail.php?name=kanayama
学生2500円、一般4000円(予定)